我慢大会
無茶な働き方させられて、どんどん人が辞めていく。
残った人たちが辞めた人の分まで仕事して、続けるのがしんどくなってまた辞めていく。
ふたり分の仕事をさせて、時間が足らないのなら残業しろと、平気な顔で言う。
なぜ辞める人が多いのか、その根本的な問題に向き合わず、辞めない人が入ってくるまでの我慢だからと、組織ぐるみで我慢大会を開催している。
なぜ辞めるのか。我慢を強いるから辞めるのだ。
辞めない人など、待っていても永遠に入ってこない。
ロボットじゃないんだから。みんな自分の意思を持った人間なんだから。
働かされているのではなく、働いているという意識。
それがないからいつまでたっても職場という形が形成されず、脱落者だらけの我慢大会になる。
これは、組織の体質の問題だ。
一朝一夕に変わる話ではない。